熊本・福岡 研修・勉強会 その2(八代にて)
店主のオオガメです。
前日の水俣での視察を終えた翌日、九州新幹線で隣の八代に移動しました。
この日は、八代にある畳表問屋さん(肥後物産)で畳イグサの研修をして頂きました。
(この日の研修の様子は肥後物産さんのHPにも取り上げて頂きました。)
い草の良しあしの見方、織り方のちょっとした違いで仕上がりがどう違うか、焼けた後のい草がどう変化するか・・・
こちらにお邪魔したのは3度目でしたが毎回目からウロコが落ちる話ばかり伺っております。
普段お客様に提供している物ですが、知っているつもりでも細かい所で勘違いしていたり、うまく伝えられていなかったり・・・^_^; 大変勉強になりました!ありがとうございました。
肥後物産さんのHPでは畳表の見分け方について詳しく書かれていますのでご自宅の畳が気になる方は一度ご覧ください
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ここでちょっと説明・・・
い草はどうやって作られるか皆さんご存知でしょうか?
実は・・・い草は11月から12月頃に田んぼに植えられて刈り取りは6月から7月に行われるんです。
ちょうど、お米を作るのと逆ですね。寒い時期に根をしっかり伸ばしたイグサの株が春から夏に熊本の綺麗な水とゆたかな太陽の光をいっぱい浴びて一気にぐんぐん成長していくんです!
一番大きく育つい草だと140センチ以上伸びるのに1カ月もかかりません
そうして刈り取られたい草がいくつかの工程を経た後に畳表として織られています。
しかも、実は田んぼに植えるい草は1年前から育てられていますので皆様のお宅の家に畳を納めるまでに2年以上かかっています。
そうやって多くの手間がかかっているものですのでこれからも大切に皆様にお届けできればと思っています。
(残念な話ですが熊本では畳イグサを生産されている農家が年々減少しています。これから先畳文化を残していくためにわれわれ業界の者全員が畳の良さを伝えていかなければならないかと思います。)
播磨畳内装工房
HP 開設しています。(アドレス変わりました)
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